ルミエール朗読会
月例のルミエール朗読会です。
今回の朗読は、菊池寛 作「愛嬌者」。なかなかいい作品です。
それと、茨木のり子の詩を2編。「時代おくれ」という詩の中にこんな一節があります。
車がない ワープロがない ビデオデッキがない ファックスがない
パソコン インターネット 見たこともない けれど格別支障もない
そんなに情報集めてどうするの そんなに急いで何をするの
頭はからっぽのまま
それから、
電話ひとつだって おそるべき文明の利器で
ありがたがっているうちに 盗聴も自由とか
便利なものはたいてい不快な副作用をともなう
川のまんなかに小舟を浮かべ
江戸時代のように密談しなければならない日がくるのかも
どうですか、ドキッとさせられますよね。いまや多くの人がスマホを手放せなくなっていますが、「たしかになあ」と思わされる詩です。
二部はいつものギター生演奏。弾いている時の手元をみていると、右手・左手とも、なんとも早く的確に動いていることか。スゴイです。
ギター演奏のあとは、例によってみんなでお菓子をいただきました。(食べる方に気がいって、写真を撮るのを忘れてしまいました)ご馳走様でした。
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